「はっ?(怒)」杉本健勇が“ガチ喧嘩”を告白! 19歳逸材との裏話「お互いに要求する」大宮のJ3優勝を支えたプロ意識の高さ
大宮アルディージャの先輩と後輩が、まさかのマル秘エピソードを明かした。 日本プロサッカー選手会(JPFA)は12月27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催。現役選手が選んだ2024年のJPFA、J1、J2、J3の各カテゴリーにおける最優秀選手やベストイレブンなどを表彰した。 【映像】杉本健勇が「はっ?(怒)」を振り返る J3のベストイレブンに選出された大宮アルディージャのDF市原吏音と13歳上のFW杉本健勇が、喧嘩をした裏話を披露すると会場が騒然とした。 今年から大宮のトップチームに昇格した19歳の市原は、不動のCBとしてリーグ戦31試合に出場して4ゴール・1アシストを記録。攻守で躍動してチームのJ3優勝に大きく貢献した。 アワードに登場した市原は、「結果的には圧倒したシーズンでしたが、1試合、1試合は苦しくて大変だった」と飛躍の1年を振り返った。 MCの槙野智章氏から「選手たちのお互いの要求やコミュニケーションの質」について質問を受けた市原は、ここで驚きの暴露話を披露。「夏ぐらいに、試合中に(杉本)健勇くんと喧嘩して。大学生との練習試合で、チームとして上手くいっていない時に自分が前線の選手に要求して、健勇くんが言い返してきた」とチームのエースであり、市原とは13歳差のベテラン杉本とぶつかり合ったエピソードを話した。 すると同じくMCの内田篤人氏は、「ドイツ人はこういってたもんと」グーパンチを見せる。さらに「それがグラウンドを出たら、こう(槙野と肩を組む)。不思議だよね」と現役時代のエピソードを披露した。 さらにJ3リーグのMVPを受賞した杉本も会場に現れると、話は再び両者の喧嘩の件に。ハードワークに関して内田氏から「センターバックの若い選手にも言われるしね」と切り込まれると杉本は、「ピッチに入ったら関係ない。僕も要求しますし、吏音も要求しますしね」と先輩らしい回答をした。しかし、「最初は『はっ?』って思いましたけどね(笑)。でも、当たり前のことですしね」と笑いを誘った。 普段の練習からマッチアップすることが多いという杉本は市原について、「強さもスピードも足下もありますし、今年1年だけですが『これで18歳か』と。リーダーシップもあるんで、キャラもいい。本当に欠点はないですね」と大絶賛。一方、市原は杉本について「一番影響力がある。前線のプレスなどスイッチ入りますし、得点以外の貢献も大きいと思っています」と良い信頼関係を築いているようだ。 なお、J3最優秀選手に輝いた杉本は34試合に出場し10ゴール・9アシストを記録。1年でのJ2復帰に大きく貢献した。MVPの受賞については「自分自身、初のJ3で目標は優勝して昇格すること。そこが達成できていいシーズンでした」と振り返っている。 なお、J3リーグのベストイレブンは以下の通りとなった。 【JPFA選出J3リーグ・ベストイレブン】 GK:笠原昂史(大宮アルディージャ) DF:市原吏音(大宮アルディージャ) DF:浦上仁騎(大宮アルディージャ) DF:市原亮太(FC今治) MF:大関友翔(福島ユナイテッドFC) MF:泉柊椰(大宮アルディージャ) MF:小島幹敏(大宮アルディージャ) FW:塩浜遼(福島ユナイテッドFC) FW:杉本健勇(大宮アルディージャ) FW:藤岡浩介(FC岐阜) FW:永井龍(ギラヴァンツ北九州) (ABEMA/JPFAアワード2024)
ABEMA TIMES編集部