「愛は盲目。本当にその通り」真実は顔写真と生まれ年だけ ロマンス詐欺 被害女性が語る手口
SNSで相手に恋愛感情を持たせて現金などをだましとる詐欺の被害は、山梨県内でも急増しています。 被害にあった女性が取材に応じ手口と注意点を語りました。 【写真を見る】「愛は盲目。本当にその通り」真実は顔写真と生まれ年だけ ロマンス詐欺 被害女性が語る手口 「あなたと人生を生きていきたい」 「一緒に投資をしてお金を稼いで、一緒になりたい」 異性に恋愛感情をもたせ、金をだまし取る『ロマンス詐欺』。 ロマンス詐欺の被害者: 「とにかく会ってから、言葉だけじゃなくて決めなさいって言いたいです」 自分への後悔を口にするのは富士河口湖町に住む40代の女性です。 SNS型ロマンス詐欺で、現金と電子マネー合わせておよそ260万円をだまし取られました。 ロマンス詐欺の被害者: 「出会いはオンラインゲームですね」 「顔知らないのもなんだよね となって写真交換。そこで仕事何しているの、何歳なのという話をするようになりました」 趣味のオンラインゲームで知り合って意気投合した2人。 男は、東京・港区在住でデザイン会社の経営者を名乗り、メッセージや電話で毎日連絡を取り合うようになりました。 ロマンス詐欺の被害者: 「このまま一緒にいたら楽しいよねってところから、気づいたら『あっ私、好きなんだ。この人のこと好きなんだな』って思うようになりましたね」 女性のスマートフォンには男からの愛の言葉が残されていました。 男(スマートフォンに残された言葉): 「彼女だから甘えなさい」 「絶対俺の気持ちに合わせてくれるよね。ほんとに彼女としても人としても最高」 一度も直接会ってはいないものの、2人は交際関係にあったといいます。 知り合ってから3か月が経ったある日… ロマンス詐欺の被害者: 「お兄さんに借金があって、いついつまでに払わないと もう裁判起こされて、代わりに振り込めないという感じでした」 女性は好きな人の力になりたいと30万円を振り込みました。 そこから ことあるごとに金を要求されます。 男(スマートフォンに残された言葉): 「3万貸してくだちゃい。困ってるの知ってて頼んでる」 「なんとかできないよね。お願い」 「13日にドカンと返すから」