角田裕毅「シーズンを良い形で終えられるよう全力を尽くす」相性の良い最終戦アブダビGPでの躍進に照準|F1
2024年のF1最終戦、第24戦アブダビGPに向けて、角田裕毅が意欲を示している。 【動画】「角田!これで9番手!」アブダビGPセーフティーカー後の激しい攻防…角田裕毅はアロンソを抜いてスタートから5ポジションアップ 今季前半戦はドライバーズランキング10位、コンストラクターズランキング6位の位置で戦い続けていた角田&VCARB。だが中盤戦以降はハースやアルピーヌが大きく盛り返したこともあり、角田は第23戦カタールGP終了時点でドライバーズポイント30点(12位)、コンストラクターズポイント46点(8位)となっている。 角田はヤス・マリーナ・サーキットの最終戦を前に「シーズンを良い形で終えられるよう、全力を尽くします」とコメントを発している。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「カタールGPの週末はとにかく厳しいものだった。決勝では最初の数周でポイント圏内(14番グリッド→9番手)にまで上り詰めたにもかかわらずなぜパフォーマンスが急激に落ちたのか。その理由を突き止めようと、チームはここ数日全力を尽くしてきた」
「少なくともその一因はコース特性によるものだと見ています。ですから、昨年は予選6番手、決勝8位で終えたアブダビのトラックについては楽観的な見方をしている」 「チャンピオンシップの状況はより複雑になっていますが、シーズンを良い形で終えられるよう全力を尽くします」 アブダビGPと言えば、角田がF1デビューした2021年からシーズン最終戦として過去3度戦ってきた。角田にとっては2021年4位、2023年8位と、相性の良いレース。初年度の決勝P4フィニッシュは、角田にとってのキャリアハイでもある。 2024年はどのような形でシーズンを締めくくることになるのか。角田の4年目最終戦は、なんとしても良い形で来季に弾みを付けたいところだ。