仙台89RESが今季最少得点で2連敗…落合嘉郎HC「ボールに対する執着心は相手の方が強かった」
◆りそなB1リーグ▽第6節 仙台89ERS54―72FE名古屋(3日・カメイアリーナ仙台) 仙台89ERSがホームでFE名古屋に今季最少となる54得点で敗北し、2連敗を喫した。 第1クオーターからFE名古屋のPG・並里成を中心とした攻撃に主導権を奪われたが、ハーフタイムでは落合嘉郎ヘッドコーチからのゲキが飛び、第3クオーターでは1度盛り返した。しかし最大得点差が18まで開くなど力の差を痛感し、そのまま試合終了。落合嘉郎ヘッドコーチは「戦術的には変えたりすることもありましたけど、シンプルにフィジカルは相手の方が強かったし、ボールに対する執着心も相手の方が強かった。それに尽きるゲームだったかな」と反省した。 PG渡辺翔太は「出だしから昨日の試合を振り返って、試合前のミーティングでやることはシンプル。ディフェンスからの強度を上げるという所で最初からできなかった。3クオーターに最後の方に少しずつ自分達のバスケが見えてきたけど40分間遂行できなかったのが敗因のひとつ」と振り返った。 会場にはBリーグ加入後最多となる5070人のブースターが集結。開幕から8試合連続で満員御礼となった。
報知新聞社