焼きそばが1皿700円!?夏祭りの屋台が「値上がり」しているのはウチの地域だけ?
夏の風物詩のひとつでもある「お祭り」を、毎年楽しみにしている方もいるでしょう。一方で、物価高騰の影響を受け、屋台の価格も値上がりしているようです。せっかく夏祭りに行っても、お金のことを気にし過ぎては思う存分楽しめません。 そこで今回は、屋台の値上がり事情をまとめました。さらに、出費をおさえつつ夏祭りを楽しむ方法もご紹介しますので、節約を意識している方はぜひ参考にしてください。
屋台の値上がりを感じる方は約8割!
株式会社橋本商会の調査によると、2023年の夏祭りで「屋台の値上がりを感じる」と回答した方は、81.7%に及ぶとの結果が出ています。具体的にどの場面で値上がりを感じたのかを以下にまとめました。 ・昔はたこ焼きや焼きそばが400円前後だったのに、500~700円に上がっていた ・冷たいペットボトル飲料が500円で売っていた ・制限なしだったスーパーボールすくいが、今年は一人5個までになっていた 上記のように、価格自体が高くなっているケースと、価格は同じでも質や量が下がっていたと感じるケースに分かれていることが見て取れます。 ただしなかには、価格や量などを変えずに販売している屋台もあったり、元々お祭りの屋台は高いイメージを持っていたりする方もいるようです。
値上がりしていても屋台で購入すると回答した方は約半数
約8割の方が、屋台の値上がりを感じていますが、それでも買おうと思っている方は47.3%いることが同調査にて判明しています。「買う」と答えた方の意見には、以下のものがあります。 ・夏祭りは楽しんだもの勝ちだと思うので、食べたいことやりたいことはお金を出したい ・地域のイベントで売り上げに貢献したいので、例年と同様に積極的に購入したい ・お祭りはなかなかないので、小さい子どもに雰囲気を楽しんでもらいたい 上記より、お祭り自体を楽しむことを優先したいと考えている方が多いと分かります。 一方で、屋台の値上がりを受け、購入をためらってしまう方もいるようです。「お祭りの気分が楽しめればよい」「お祭りでしか食べられないものだけ買う」などの意見もありました。