世界最速の装甲車。ライフルや電気ショックも放つ究極EVが爆誕
最早ボンドカーを超越してる。 ちょっと前にはTESLA(テスラ)の「サイバートラック」を、無敵のオフロード仕様や防弾防爆装甲にする改造キットが登場しました。 どれもゴツくて強そうでしたよね。
007ですら持て余しそう
今度は電気自動車Lucidの「Air Sapphire」が、あたかもジェームズ・ボンドが乗るような最狂EVに転生。カスタマイズは、市販車を装甲車にするUS ARMOR GROUP社の手によるものです。 外観は普通のスポーツカーですが、実は44マグナムの銃弾にも耐えうる防弾ガラス、ハッキングから護るセキュリティー、警察や消防など100万以上の情報源から常に最新の防犯情報を取得するシステムを搭載しています。
追加装備で無敵になる
価格は24万9000ドル(約3616万円)の「Air Sapphire」ですが、装甲車になるとほぼ2倍となる47万5000ドル(約6900万円)からスタートします。 そこにオプションで手榴弾にも強い耐爆装備、爆弾、手榴弾、高火力ライフル、ドアハンドルの電気ショック、ペッパースプレー発射装置、耐毒ガス&検出、拳銃を隠す場所の確保などを追加することが可能です。 全部乗せだと1億円近くになっちゃうんでしょうか?
世界最速の装甲車
パワーは3つのモーターが生み出す1,234馬力で、時速0~60マイル(約96km/h)に達するまでたったの1.89秒の爆速ぷり。 最高時速はおよそ330kmと新幹線「はやぶさ」並で、フル充電にて約687kmの距離を走ります。
中身も外身もやり過ぎだが
ボンドカーというよりバットモービルくらいのやり過ぎ感。でも実際は大統領クラスの要人や、紛争地域や治安の悪い場所を通る大企業の社長みたいな人たちを運ぶんでしょうね。 Source: Lucid Motors, US ARMOR GROUP via electrive, X, electrek, THE DRIVE
岡本玄介