<夢咲く春―24センバツ大阪桐蔭>選手紹介/3 /大阪
◇技術向上に余念なく 賀川陽日(ひなた)選手(2年) 鳥取県出身。得意の守備に加え、昨秋から打撃フォームを変えるなど技術の向上に余念がないのは、チーム内で「誰にも負けたくない」という気持ちがあるから。試合の直前まで、仲間にアドバイスを受けながら調整することもあるという。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 練習を終えると、同じ部屋の選手と音楽を聴いてリラックスする。両親はともに中学校の教員。自身の中学生時代に頼もしく、憧れた恩師がいた。将来は中学校の先生になりたいと思っている。 ◇肉体改造成功の主砲 ラマル・ギービン・ラタナヤケ選手(2年) チームが誇る主砲だ。昨秋の明治神宮大会では逆方向に2点本塁打をたたき込み、意地を見せた。入学時97キロだった体重はランメニューなど厳しい練習をこなすうちに自然と筋肉に変わり、現在は83キロ。今のパワーの源となっている。 試合前は自主練習をこなした後、験担ぎでコーラを飲む。「1年の夏ごろ、練習試合の前に飲んだらめっちゃ打てたから」と欠かすことはない。毎日机やベッドの周りを整頓するきれい好きでもある。