ダメダメ…。ユーロ2024で価値を落としたスター選手(2)「無駄にした」。もはや笑い者? ゴールに嫌われすぎたFW
ユーロ2024(EURO2024)の全日程が現地時間14日に終了し、スペイン代表が優勝を果たした。大会を振り返れば、ラミン・ヤマルを初めとするヤングスターが大きなインパクトを残した一方で、期待に反して低調なパフォーマンスに終わった選手も存在する。今回は、ユーロ2024で価値を下げてしまった名手を紹介する。(スタッツは7月14日時点のデータサイト『Transfermarkt』を参照)
FW:ロメル・ルカク(ベルギー代表) 生年月日:1993年5月13日(31歳) 所属クラブ:ASローマ(イタリア) ユーロ成績:3試合0ゴール1アシスト 勝利の女神はベルギー代表FWを見捨てたのだろうか。 FWロメル・ルカクはユーロ2024で、悪い意味で注目される存在になってしまった。と言うのも、経験豊富なストライカーはVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって3度もゴールが取り消されたのだ。 「ルカクの辞書からゴールという言葉は消えた」 スペイン紙『マルカ』は、今大会のルカクのパフォーマンスをこのように表現している。データサイト『Sofa Score』によると、ルカクはグループリーグ第1戦のスロバキア代表戦で2つのゴール取り消しと3つの決定機逸、第2戦のルーマニア代表戦で1つのゴール取り消しと2度の決定機逸、第3戦のウクライナ代表戦では1つの決定機逸があったようだ。合わせて3ゴール取り消し、6つのビッグチャンスミスという不名誉なスタッツを記録した。 さすがにその全てのチャンスでゴールネットを揺らすことは不可能に近い。が、このような数字がある中で3試合0ゴール1アシストという結果はさみしいものだと言わざるを得ないだろう。前述した『マルカ』の記事では、「彼はベルギーの将来にとって多くの重要な機会を無駄にした」と述べている。 ベルギー代表のラウンド16敗退は、ルカクだけの責任ではないが同選手が1つでもゴールを決めていれば結果は変わったかもしれない。結果論にはなってしまうが、いきなり強豪フランスと当たることは避けられたはずだ。
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