きょう(火)の天気 東・西日本は太平洋側から雨雲広がる 激しい雷雨も 気温上がらず冷たい雨に 台風21号北上で沖縄はあすから荒天
きょう29日(火)は北日本では秋晴れとなるが、東日本や西日本は天気が下り坂に向かっている。きょうは太平洋側から雨雲が広がり、激しい雨や雷雨になる所もありそうだ。また、気温はあまり上がらず、冷たい雨となる見込み。さらに南の海上にある台風21号の動きにも注意が必要だ。
東・西日本は次第に本降りに
午前5時現在、まだ雨が降っている所は少ないが、東日本や西日本の天気は下り坂に向かっている。秋雨前線に近い太平洋側から雨雲が広がり、次第に日本海側でも雨が降り出す見込みだ。午後は各地で本降りの雨となり、激しい雨や雷雨になるおそれもあるため、土砂災害などに注意が必要となる。 一方、北日本は高気圧に広く覆われるため、爽やかな秋晴れとなりそうだ。
気温ダウン 雨が降り出すとより肌寒く
気温は、きのうと比べると低い所がほとんどとなりそうだ。20℃前後まで上がる所でも、東日本や西日本では雨が降り出すと一気に肌寒く感じられそうだ。夜は羽織物が欲しいくらいの気温となるため、服装選びは気をつけたい。
台風21号 沖縄はあすから暴風・高波に警戒
大型の台風21号は、午前3時にはフィリピンの東にあって、ゆっくりと西北西に進んでいる。台風は今後もあまり速度を上げず、発達しながら西よりに北上する見通し。31日(木)には非常に強い勢力で沖縄の南に達し、北西へ進む見込みだ。沖縄では30日(水)から11月1日(金)頃は非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるため、暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要となる。さらに、台風の進路等によっては、11月1日頃にかけて、警報級の大雨や高潮となるおそれがある。 (気象予報士・多胡安那)