筒香嘉智「非常に高ぶるものがあった」 復帰後初打席は思わぬ結果もタイムリーに大歓声
◇プロ野球イースタン・リーグ DeNA5-1巨人(20日、横須賀) DeNAに復帰した筒香嘉智選手が、日本球界復帰後初のタイムリーを放つなど、2打数1安打1打点の活躍。「試合ができる喜びは非常に幸せな時間でした」と試合を振り返りました。 【画像】DeNAに復帰した筒香嘉智選手 2軍の試合にもかかわらず、筒香選手を一目見ようと、多くのファンが球場に足を運び、試合は満員のなか行われました。 これに「ファンの皆様の応援というのは、選手全員に非常に大きな力になるので、これだけ多くのファンの皆様が球場に足を運んで下さるというのは、すごい幸せなこと」と話した筒香選手。 4番・指名打者で出場すると初回の第1打席、「久しぶりの試合ということで、非常に自分の中で高ぶるものがあった」とチャンスで回ってきましたが、初球の変化球が右脇付近にぶつかり死球。これには「まさか死球だとは思っていなかったので、ビックリしました」と笑いながら話し、「問題はないです」とコメントしました。 第2打席は2ボール1ストライクから、高めのストレートを打ちに行きますが、ファウルで2ストライクに追い込まれると、続く5球目の内角低めのチェンジアップに空振り三振。 この打席について「あのファウルは1球で仕留めないといけないですけど、なかなか簡単なボールはこない。あれをなくしていかないといけない」と悔しさを口にしました。 それでも5回、2アウト2塁のチャンスで回ってきた第3打席。3ボール1ストライクから、「久しぶりの実戦で、スイングの感覚もよかった」と、甘く入ったストレートを捉えてタイムリー。これにはファンからも大歓声が送られました。 7回に代打を送られて、筒香選手は交代となりましたが、復帰初戦は2打数1安打1打点の活躍でした。 試合後、「(映像を見て)自分が思い描いている動きと映像が一致しているのか確認したい。ストライクゾーンも、自分が思っているところにボールが来ているのか、それにズレがあれば修正しないといけない。いいコンディションに早く仕上げられるように、日々調整していきます」と1軍に向けて意気込みました。