【秋華賞】ステレンボッシュvsチェルヴィニア“白熱の2冠争い”を制するのは?
2024年G1の13戦すべて異なるジョッキーV!この流れはどこまで続くか?
2024年の上半期、2月のフェブラリーステークスから、6月の宝塚記念までの全12レースで異なるジョッキーが勝利を挙げるという、JRA史上初の記録誕生が、競馬界を賑わせた。 そして、迎えた秋GI初戦のスプリンターズステークスでは、ルガルに騎乗した西村淳也騎手(25)が7年目でG1初制覇を飾り、史上初の記録は13へと伸びた。 また、2024年G1初制覇を遂げたジョッキーは、西村騎手を含め4人目となった。 〈2024G1ジョッキー一覧〉 フェブラリーS 藤岡佑介 高松宮記念 坂井瑠星 大阪杯 横山和生 桜花賞 J.モレイラ 皐月賞 戸崎圭太 天皇賞・春 菱田裕二 NHKマイルC 川田将雅 ヴィクトリアマイル 津村明秀 オークス C.ルメール 日本ダービー 横山典弘 安田記念 J.マクドナルド 宝塚記念 菅原明良 スプリンターズS 西村淳也 秋華賞に出走する騎手で、2024年のG1未勝利のジョッキーは9人。 〈2024G1未勝利ジョッキー〉 アドマイヤベル 横山武史 クリスマスパレード 石川裕紀人 コガネノソラ 丹内祐次 タガノエルピーダ 団野大成 チルカーノ 鮫島克駿 ボンドガール 武豊 ホーエリート 北村友一 ラヴァンダ 岩田望来 ランスオブクイーン 松山弘平 なかでも注目は、デビュー21年目で悲願のG1初制覇を狙う、丹内祐次騎手(38)。 過去12回G1に挑戦するも、最高着順は2023年高松宮記念の3着(トゥラヴェスーラ)だ。 そして、今回騎乗するコガネノソラは、3連勝で挑んだオークス・G1では12着に沈むも、7月に札幌競馬場で行われたクイーンステークス・G3では、古馬を撃破し4勝目を飾った。 過去10年、4勝馬は秋華賞で5勝と好成績。 出走馬唯一の4勝を挙げるコガネノソラと、13度目の挑戦でG1初制覇を狙う丹内祐次騎手にとって、追い風となるデータだ。