新NISAを始めたいのですが、「日経平均株価が暴落」のニュースで不安になりました。株価が下がっているうちは「損」をするから、始めないほうがいいですか…?
暴落をバーゲンセールにするにはドルコスト平均法を知ることが大切
新NISAの「つみたて投資枠」を利用して毎月コツコツ投資信託を積立投資している人は、今回のような暴落を理由に投資をやめるのは避けるべきです。積立投資は「ドルコスト平均法」の効果で、株価の上昇・下落に惑わされることなく一定額を投資し続けることで資産形成を目指す方法であるためです。 ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品に投資する際、一定のタイミングで一定金額を購入する方法のことです。価格が下落しているときは大量に購入し、価格が高いときには少量だけ購入するため、高値掴みを自然と抑えることができます。平均購入単価が下がっていき、少しの値上がりでも利益を得やすくなります。
まとめ
今回の暴落で、新NISAを始めたばかりの多くの人が資産の評価額のプラス幅が小さくなったり、マイナスに転じたりしたはずです。ただ、一時的な暴落を理由に投資をやめてしまうと、長期的に資産形成をすることはできません。 「暴落はバーゲンセールでもある」と意識転換をし、ドルコスト平均法を利用して毎月コツコツと積立投資を続けるなどして長期的な資産形成を目指しましょう。 出典 日本経済新聞 世界の市況 日経平均株価 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部