「近日中にも合意に達する見込み」 アトレティコ・マドリードがラ・リーガ得点王を獲得間近! 残すは金銭面の交渉のみ?
アトレティコ・マドリードは、ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの獲得が間近に迫っているようだ。スペインメディア『RELEVO』が、現地時間22日に報じている。ドフビクの契約は、2028年6月30日までとなっているが、今後の去就に関心が集まっている。 27歳のドフビクは、2023年夏にウクライナのSKドニプロ-1からジローナに完全移籍を果たす。23/24シーズンのラ・リーガ開幕戦で、レアル・ソシエダを相手に得点を決めると、その後もゴールを積み重ね、リーグ戦で24得点を記録。移籍1年目にも関わらず、得点王に輝いた。ジローナのリーグ3位フィニッシュにも大きく貢献した点取り屋には、アルバロ・モラタの後継確保に奮闘しているアトレティコが強い興味を示していると、これまでに報じられていた。他にも、ウェストハム・ユナイテッドやASローマも獲得を検討していたようだ。 同メディアは、「アトレティコとジローナは、最終的な金額を交渉中で、近日中にも合意に達する見込みだ」と報じた。さらに、「考えられる選択肢は、固定報酬にボーナスのオプションを加えるか、契約解除金を分割で支払うかだ。詳細を詰めなければならないが、アトレティコは、数日以内に契約を成立させるつもりだ」と伝え、交渉は最終段階に入っていることを強調した。 報道によれば、ウクライナ人ストライカーは、すでにアトレティコ入りを決断している模様。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督も、ポストプレーや動き出しの質の高さも備えたFWを高く評価しているという。ジローナは、ドフビクの売却には4000万ユーロ(64億円)を要求しているとみられており、アトレティコは、一度2500万ユーロ(約40億円)を提示して、拒否されていたようだが、双方のクラブが歩み寄ることによって契約目前の状況となっているようだ。
フットボールチャンネル編集部