【有馬記念】武豊 ドウデュース2番枠に思案顔「内じゃない方がいいと…」
ドウデュースの武豊は名古屋競馬場で行われた交流重賞・名古屋大賞典でヤマニンウルスに騎乗するため、昨年に続いて枠順抽選会には参加できず。今年はビデオ出演し、「そちらへ行けず申し訳ありません。でも、友道先生がいい枠を引いてくれると思うので。どこでもいいんですけど」と“エール”を送った。 【写真あり】ドウデュースと記された用紙を開く長澤まさみ 枠順は1枠2番に決定。その1時間後、レースに挑んだが勝負どころで手応えが怪しくなり、6着に敗れた。レース後、ドウデュースの枠順について取材に対応した鞍上は「ある程度、内じゃない方がいいと思っていた。いいか悪いかは結果が出てみないと分からない」。昨年(3枠5番)より内めの枠に思案顔。続けて「与えられた枠で乗るだけです」と気を引き締めた。 有馬記念34度目の騎乗となる武豊が2番枠に入ったのは過去2回。01年トゥザヴィクトリーは6番人気3着。17年にはラストランのキタサンブラックとともに有終Vを決めた。「ドウデュースとの最後の競馬なので、何とか悔いの残らないようにいいレースを。有終の美を飾れるように頑張ります」。デビュー以来、初めて1枠に入ったドウデュース。白い帽子の武豊を背に“白星”で締めくくる。