「蒸し暑い夏にふさわしくないNGスーツはコレだった!」イケオジにふさわしい夏スーツの新常識がヤバイ。
皆さまはスーツの衣替えは完了していますでしょうか? 一般的に春夏シーズンの衣替えはゴールデンウィークが明けた頃から始め、9月頃までクールビスが着用されることが多いので、未だに秋冬用のスーツを着ている方は少ないと思います。 オジサン、ノージャケットでモロばれしてます!女子ドン引きのNGベルトがコレ! しかし、皆さまは春夏用と秋冬用のスーツの違いをしっかりと理解できていますでしょうか? お店でクールビズと書かれた商品を手にしているだけだと、オジサンなのに新人みたいな残念スタイルができあがるかもしれません。 どのようなスーツがクールビズとして優れているのかきちんと見極めるために、今回は正しいクールビスの選び方について解説していきます!
織り方
冬用と夏用のスーツでは、まず織り方が違うんです。
冬用は糸を密着させて織るため、綾織りが主流です。一方、夏用は通気性を出すため、平織りの商品が多いです。 見極め方としては、スーツを置いた時に斜めにうねが入っているのが綾織りです。平織りはたて糸とよこ糸が直角に交わっています。 故に上記の写真は綾織りという判別ができます。 既製品を買う場合、お店では上着に背中の裏地がないことを確認したうえで、織り方を見てみましょう。
素材
特に暑い時期では、どのような生地のスーツが適しているのでしょうか。
ここでオススメしたいのがモヘアです。モヘアというと冬のニットを想像する方がいらっしゃると思いますが、実は夏のスーツにピッタリなんです。 通常はウールと混紡され、モヘアが30%入っていると高級品として扱われますが、仕上がりは光沢感があり、通気性に優れたものになります。 ポリエステルは通気性は良いですが、汚れや臭いが残りやすいというデメリットがありますので、予算に余裕があるならば、避けた方が良いでしょう。 夏はポリエステルではなく、ウール素材!ということを覚えていただければ結構です。 また、フレスコという生地もオススメです。フレスコは強く撚りをかけた糸で作られており、通気性がありながらシワになりにくいという特性もあるため、クールビズとして大変活躍してくれますよ! いかがでしたか? 夏は「なるべく汗をかかない、かいても清潔感が保てる」スーツが理想的ですよね。以上で説明した点を踏まえて、ぜひお店などでチェックしてみてくださいね! TEXT:FORZA STYLE