【なでしこジャパン22選手の通信簿】まさかの最下位フィニッシュでA評価はなし。“最低のD”だった2人は...
チームの心臓がハイパフォーマンス
【MF】 6杉田妃和[評価]D 途中出場のアメリカ戦では、ペナルティエリア内で相手を後ろから倒してしまい、PKを献上。簡単に突破を許すなど、不完全燃焼に終わった。 10長野風花[評価]B フル出場したアメリカ戦では、豊富な運動量で攻守に走り回った。ただ結果に直結するプレーは出せず、ポテンシャルを考えるとB止まりか。 14長谷川唯[評価]B このチームの“心臓”であると改めて感じさせるパフォーマンス。とくにブラジル戦では、ほとんどのチャンスが彼女を起点に。Aと迷ったがチームの結果を加味してBとした。 16林穂之香[評価]C ブラジル戦のみの出場で、ダブルボランチの一角を務めた。鋭い仕掛けからファウルを受け、PKを得る働きもあったが、ピンチでの対応では後手に回った。 19谷川萌々子[評価]B 期待の18歳は、守備で強さを見せたが、中央突破を許す場面も。しかしアメリカ戦では好パスから先制点をアシストした。 【FW】 7宮澤ひなた[評価]C 足首の骨折から復帰。怪我明けでなかなかパフォーマンスは上がらず。スピードスターの完全復活が待たれる。 8上野真実[評価]C 出場はブラジル戦での後半スタートからの45分のみ。鋭い持ち上がりも見せたが、序列を上げるだけの活躍はできず。 9植木理子[評価]C 先発したアメリカ戦では、押し込まれる展開の影響もあって、ボールに触る機会も少なく、全体的にインパクトを残せなかった。 11田中美南[評価]C ブラジル戦でこぼれ球を流し込んで先制点をマーク。しかし、見せ場はそこだけで、なかなかボールが収まらなかった。 15藤野あおば[評価]C 技術の高さを感じさせるプレーをいくつか見せた。ボールキープ、ドリブル突破も見事だったが、ブラジル戦での2度の決定機逸は痛恨だった。 17清家貴子[評価]B アメリカ戦での先制ゴールは、身体の強さ、スピード、精度、文句なしのフィニッシュ。右ウイングバックでプレーしたブラジル戦でも安定していた。 22浜野まいか[評価]C アメリカ戦では後半のスタートからピッチに立ち、ブラジル戦では前半のみの出場。前から懸命にボールを追ったが、好機にはあまり絡めなかった。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)