表彰式でメダリストたちに贈呈される“謎の細長い箱”の中身が判明!「完成まで2000時間を費やした」【パリ五輪】
大会2日目を終えて日本人アスリートたちの快進撃が止まらない。 現地7月28日に柔道で男女が揃ってメダルを奪取。角田夏実(女子48キロ級)が金、永山竜樹 (男子60キロ級)が銅を掴んだ。そして翌29日はまさにメダルラッシュ。スケートボード女子ストリートで吉沢恋と赤間凛音が表彰台ワンツーフィニッシュを決め込むと、松下知之(競泳男子400メートル個人メドレー)が銀、そして阿部一二三(柔道66キロ級)と加納虹輝(フェンシング男子個人エペ)がともにゴールドメダルに輝いた。 【画像】表彰式でメダリストたちに贈られる、色彩豊かな“アイコニック・ポスター”の全容をチェック! 2日間で金4つを含む合計7つを獲得した日本は、大会公式のメダルランキングで「1位」に掲示されている。 そんなメダリストたちが表彰台でメダルと一緒に贈呈されているのが、謎の細長い箱である。その正体がSNS上などで取り沙汰されて、さまざまな憶測を呼んでいたが、大会公式によると箱の中身はポスターで、「アイコニック・ポスター」と名付けられた力作。直訳して“大会を象徴するポスター”を手掛けたのは、フランス人イラストレーターのウーゴ・ガットーニ氏だ。 ポスターにはパリを代表するハイライトのエッフェル塔や凱旋門、セーヌ川などがファンタジー感溢れるタッチで描かれた。大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は、「彼の色彩豊かな世界は、私たちのプロジェクトの豊かさと多様性をすべて表現しています。このポスターにはパリ2024の主要なシンボルが描かれ、オリンピック・パラリンピック競技大会やパリ、フランスをイメージさせる要素が盛り込まれています」とのコメントを寄せている。 過去の大会ではメダリストにブーケや大会マスコットが贈られることが多かったが、今大会では初めて公式ポスターがチョイスされたというわけだ。ちなみに製作には6か月、およそ2000時間を費やしたと紹介されている。 構成●THE DIGEST編集部
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