大阪府・吉村知事が定例会見11月18日(全文3)飲食楽しむ時は4人以下で
対策本部会議で何を決めたいか
読売テレビ:読売テレビ、【フクシマ 00:52:24】です。すいません、あらためてになるんですけれども、あさってと見られる対策本部会議で決める内容を、知事が考えてる中でちょっとあらためてお伺いしたいんですが、お願いします。 吉村:それはもうあさって会議をするので、あさっての会議のことを僕がここで決定したら、あさっての会議が要らなくなりますのでね。 読売テレビ:今考えていることをおっしゃっていただければ。5人以上の話とかですね。 吉村:僕自身が今思ってるのは、感染が拡大している発火点になっているのは、やっぱり口元です。どうしてもマスク、今は常にマスクをお願いしますということと、そして静かに飲食をお願いしますということ、この2つをお願いしてます。その発火点としては、マスクがなかなかできない飲食の場面っていうのが広がってきてる1つの理由にもやっぱりなってるし、これは接待を伴う夜の街というよりは、もう飲食店全般でそういった傾向が見られると。 そして全ての年代で広がってきてる。特定のエリア、前はちょっとミナミというエリアで非常に多かったですけども、このエリアの偏りっていうのも今はない状況になっているような状況ですから、そういったことを考えるとやはり飲食の場面で、大人数で飲食するとどうしても大声になったり、どんちゃん騒ぎになりがちなので、人数の自粛のお願いをするということが1つ、僕はテーマになるんじゃないかというふうに思ってますし、そうすべきだと思ってます。そういう考えもあったので、先週の日曜日、西村大臣とお会いしたときにGo To Eatについては4人以下の適用にしてくださいという提案もしました。
注意すべきは重症者が増えている点
これは僕がこの夏に5人以上、一度自粛のお願いをしましたが、これは僕だけが言っている話ではなくて、国の分科会の尾身会長も感染リスクが高い5つの場面というところの1つの場面として、5人以上の大人数での飲食の場というのも具体的に提示もされてます。ですので、やはりこれは、まずはそこの5人以上の飲食については、この感染拡大急増期については自粛をお願いしたいと。そして飲食を楽しむときは少人数で、4人以下で静かに飲食を楽しむということをこの感染拡大期にはぜひお願いしたいということを、まずは提案をしたいというふうに思っています。 併せてもう1つ、やっぱり大阪で注意しなきゃいけないのは重症者が増えているという部分です。ここは年齢で見ると高齢者が重症者になりやすいという傾向にもあります。命を落とされるのも高齢者です。ですので、分析すると、お亡くなりになられてる方の57%が施設です。ですから施設の中にいかに持ち込ませないかという意味で、施設関連の皆さんにどういう、いろんな対策もやっているわけですけれど、お願い事項としてもちょっと本部会議で検討していきたいというふうに思っています。その辺りを本部会議で数字の分析もしながら判断をしていきたいと思っています。 もちろんGo To Eatをどうするかっていうのは、それぞれの自治体で判断すべきとなってますから、僕自身は、Go To Eatについては4人以下に適用を絞るべきだと。5人以上は適用外に、対象外にすべきだ。これはもうすでに獲得したポイントの使い方、そしてすでに販売している食事券なんかも含めて、利用する際は、Go To Eatを利用する際はもう5人以上は、適用は除外するということを大阪でやるべきだと思っています。そういったところを本部会議でも議論をして、方向性を決めていきたいと思っています。 一部では、5人以上でもテーブルを別々にしたら、4人テーブルを2つにしたらいいやんかというような、それも検討せよということが農水省の、一応、事項に入ってるんですけど、僕自身は、そんなテーブルを2つに分けても同じグループだったら、それは席の移動もするだろうし、大きな声にもなるだろうから、テーブルを分けたらいいとかパーテーションを設置したら8人でもいいよということは、僕は思ってないので。もうとにかく4人以下に、会食は4人以下にすべきだということを方針と、方向性として決めていきたいと思っています。 読売テレビ:ありがとうございます。 司会:次のご質問。