立憲民主・枝野代表が党大会後に会見(全文1)政権交代に近づきたい
具体的な道筋を示す姿勢に変化したと感じたが?
記者1:すいません、【***** 00:06:27】です。党大会について伺うんですけれども、党大会を拝見していて、今まで大事にしていた立憲民主党の理念等っていう話も、もちろん維持しつつだとは思うんですけれども、その中でも具体的な政策だったりとか早急な政権構想の策定だったりとか、そういった具体的な道筋を示していこうとする姿勢みたいなもの、変化をちょっと感じたんですけれども、勘違いじゃなかったら、そういった理由など、もしあればお願いします。 枝野:少なくともパートナーの皆さんをはじめとして、この2年間、あるいは結党に先立って私たちの背中を見ていただいた皆さんには、少なくともわれわれの目指すまっとうな政治、ボトムアップの政治、そして違いを認め合い、困ったときに寄り添い、お互いさまに支え合う社会をつくっていくと、こうしたところについては一定程度、共有をしていただいているというふうに思っています。 その上で、やはり今度の参議院選挙などを経験してみて、その大きな理念と同時に、それを具現化して分かりやすい個別政策に象徴させるというところも同じぐらい重要であると。そうすると、その具体的なイシュー、具体的な政策でわれわれの目指してる社会というものを具現化、象徴化するということに、もうちょっと力を入れたほうがいいのかなというのが1つあります。 それからもう1つはやはりまさに大会の演説で私が申し上げたとおり、結党からまだ2年たっていないというベンチャー政党である。でも、今の政治社会状況の中で政権交代を期待されているというか、政権交代をするならわれわれが頑張んなきゃいけないという立場にいる。このギャップに、さまざま困難はあるんですが、そのギャップがあるからということを言っている、もう、もはや猶予はないと、一刻の猶予はないという危機意識であります。 司会:じゃあこちらにいって、そちらにいきます。