【おすすめ節約術】家計が「カツカツ」です。2人の子を持つ主婦ですが、結局どこを節約すれば効果がありますか?
昨今の物価高騰を受けて、各家庭では食費をはじめさまざまな生活費の負担が増えています。その反面、物価高に合わせた賃金の増額はあまり進んでおらず、家計のやりくりに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、子どものいる家庭で日々の節約におすすめの方法をご紹介します。無理なく取り入れられそうなものを参考にして、家計の見直しをしてみましょう。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
世の中の家庭は毎月いくら使っている?
総務省統計局の「家計調査 家計収支編 総世帯 2023年」によると、4人家族における1ヶ月あたりの支出額は、平均32万3324 円という結果になっています。 内訳としては、食費が9万712円、住居費が1万5208 円、交通・通信費が4万6226 円、教養娯楽費が3万2503 円、その他4万8057 円です。この数字はあくまでも平均値であり、家庭事情によって、大きく異なる部分もあります。 例えば、家賃を払っていたり、住宅ローンの返済をしていたりする家庭では、住居費用は1万5000円よりも多くかかることのほうが多いでしょう。
節約はどこから始めるべきか
生活費を抑えるために、家計の見直しを試みたものの、どこを削っていくのが効果的かつ無理のない節約になるのか分からずお困りの方も多いでしょう。無理な節約は、豊かな生活を送れなくなる可能性もあり、長続きしにくいです。では、どこを見直していくのがベストなのでしょうか。 家計を見直す際、支出は「固定費」と「変動費」の2つに分けて考えましょう。固定費とは、家賃や水道光熱費、保険料など毎月ほぼ金額に変動がなく必要となるお金のことです。変動費とは、食費や日用品費、娯楽費、美容費などのことで、生活状況によって毎月の金額が変わるお金です。 無駄遣いをしない、外食を控えるなど変動費を節約するのも効果的ですが、より大きな金額を継続して節約できるのは、固定費の見直しです。ただし、いずれも無理に節約すると長続きできないだけでなく、ダイエットのリバウンドのようにかえってお金を使うようになってしまうこともあり得るため、できることから始めましょう。 また、やみくもに節約するのではなく、家計を把握することも重要です。なんとなくお金を使ってしまっていた場合は、毎月の支出やその内訳を把握してみましょう。