“グルメ通”の地元記者だけが知る!本当は教えたくない名店【九州編】
朝5時から鮮魚味わえる!海外客にも人気の海鮮食堂/鹿児島
鹿児島で地元記者がおすすめする店は、鹿児島市の「市場食堂」。創業約70年、文字通り市場の中にあるが一般客も来店OK。競り落とされたばかりの魚が朝5時からリーズナブルな価格で味わえると国内外の客に好評だ。 特におすすめしたいのが「首折れサバ刺し定食」(1600円)。一般的なしめさばと違い、鮮度を保つため取ってすぐに首を折り血抜きした新鮮なサバの刺身。プリプリの食感は一度食べたら忘れられないが、天候によっては一日に数匹しか入荷しないことも。運も味方につけないと味わえないレアものだ。 幅広い年代の人が注文するのが「刺身定食」(1800円)。タイやマグロ、キビナゴなどその日の仕入れ状況に応じて8種類の魚が楽しめる。 揚げたて、サクサクの衣に包まれたふわふわの「あじフライ定食」(1000円)は朝から食べても重くない。 仕入れの業者のみならず観光客にも人気のこの店。「朝ご飯がおいしい」とタクシーの運転手に聞いて訪れる人も。台湾、香港、韓国に加え、時にはフィリピンからの観光客もいるという。山下司社長は「海外の人は日本の魚がおいしいと言う。新鮮だからね。たくさん食べて元気を出していければいいですね」と語る。 鹿児島の台所の活気を感じながら絶品の海の幸を堪能できる「市場食堂」。本当は教えたくないけれど、鹿児島での“朝活”にオススメだ。 (鹿児島テレビ) 《市場食堂》 住所: 鹿児島県鹿児島市城南町37
製麺機使えない致命的な被害も!2度の豪雨乗り越え復活したうどん/佐賀
佐賀で地元記者がおすすめする店は、1979年創業の老舗、佐賀・武雄市の「かま蔵うどん」。 名物は「カレーごぼう天うどん」(850円)だ。 実は、2019年の佐賀豪雨で店が浸水し、その後、同じ場所で営業を再開するものの、営業再開からわずか2年後の2021年、再び豪雨が店を襲う。2度目の浸水では、うどん店の心臓ともいえる製麺機が使えなくなる致命的な被害。惜しまれつつも閉店を余儀なくされた。 しかし、復活を求める常連客の声に背中を押された店主は営業再開を決意。約5キロ離れた場所に移転し、2年半ぶりに営業を再開した。リニューアルオープン当日には復活を喜ぶ客で賑わった。 店主は「気軽にラフな格好で食べに来ていただきたい」と話す。 昔ながらの懐かしい味に舌鼓を打つ常連客が絶えない人気店だ。 (サガテレビ) 《かま蔵うどん》 住所:佐賀県武雄市武雄町大字昭和84番地 ※2024年5月時点の情報です。
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