上戸彩 超多忙な3児の育児、すきま時間に自分のためにすることは
胸を開くエクササイズで血流を整え、猫背を防ぐ
上戸さんに、美と健康のために実践していることを聞いてみた。 パーソナルトレーナーの指導のもと、すき間時間を使って、定期的に体を動かしているという。 「ハードなエクササイズやランニングはまだつらいので、筋肉を付けるというよりは、体を整えるための動きが中心。子どもを抱っこしているとどうしても猫背になってしまうんですよね。ゴムチューブやマシンを使って前に縮こまっていた胸を開いたり、血流を促すような動きを入れたりして姿勢を正しています」 そして、育児と家事で手一杯の今は食事にあまり時間を掛けられないため、栄養バランスより「いかに短時間でカロリーを摂取できるか」が基準になっているという。 「忙しいとつい自分の食事を忘れてしまって、子どもを抱っこしながら片手でお菓子を食べて済ませることも。仕事の合間や早く終わった日は、『外で大好きな麺類を食べる』と決めて、スケジュールにも書き込んでいます(笑)。昨年末に第三子が卒乳してからは、夜に少しだけお酒を楽しめるようになりました」 また、昔から、「少しでも時間が空いたらマッサージへ行く」のが習慣だったという上戸さん。いまもリフレッシュと腰痛予防を兼ねて、整体やマッサージでメンテナンスをしているそう。 「遠慮なくゴリゴリ足裏をほぐしてくれる台湾式マッサージがお気に入りです。産後は鍼や整体にも行くようになりました。施術を受けると、骨盤がみるみる締まっていくのが自分でも感じられるんですよ。立ったり座ったりもラクになるので、このままじゃ腰を痛めそう…と感じたら早めに行くようにしています」。 取材・文/工藤花衣 写真/古水 良 スタイリング/宮澤敬子(WHITNEY) ヘア&メイク/猪股真衣子(TRON) 日経ヘルス2024春号掲載記事を再構成 この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります