カゼミーロのプレーは“怠慢”だったのか? マンチェスター・Uのテン・ハフ監督「我々に必要だったのは……」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFカゼミーロのプレーに批判が集まっている。 【動画】冨安は3試合連続のフル出場 マンチェスター・U vs アーセナル 試合ハイライト プレミアリーグ 第37節 現地時間5月12日に行われたプレミアリーグ第37節で、マンチェスター・Uはアーセナルと対戦。本拠地『オールド・トラッフォード』でリーグ戦3試合ぶりの勝利を目指したものの、前半が中盤に差し掛かった20分にその目論見は脆くも崩れる。 プレスを受けたカメルーン代表GKアンドレ・オナナが前線にロングフィードを送るも、これをアーセナルがカット。すると、マンチェスター・Uの左サイド深くでフリーになっていたドイツ代表MFカイ・ハヴァーツに鋭い縦パスが入った。 この時、最終ラインに位置していたカゼミーロは、オフサイドを取りにいかずにゆっくりと“ジョギング”。結果としてハヴァーツはオフサイドの網にかからずにサイドを突破し、最終的にベルギー代表FWレアンドロ・トロサールのゴールに繋がった。守備陣に負傷者が相次いだこともあって不慣れなセンターバックを任されたカゼミーロだったが、緩いプレーで失点を招いてしまった。 マンチェスター・Uはこの1点ビハインドを最後まで覆せず、0-1で敗戦。リーグ戦2連敗を喫するとともに、今季14敗目を喫した。 試合後、カゼミーロのプレーには多くの批判が集まっている。イギリスメディア『BBC』によると、かつてアーセナルで活躍した元イングランド代表DFマーティン・キーオン氏は、「学生のやるプレー」とブラジル代表MFを一刀両断。元アイルランド代表GKシェイ・ギブン氏も「あまりにも基本的なこと。試合開始20分だし、疲れているはずがない。スプリントすべきだった」と、カゼミーロの“怠慢”を指摘した。 一方、マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は「細かいことでしかない」と、カゼミーロのミスだけが勝敗を分けたわけではないことを強調した。 「もっとポゼッションをして、もっと良いポジション取りをして、もっと良いパスのオプションを持つことができれば、もっと上手くできたはず。我々には最終ラインでプレーすることに自信を持った選手が必要だった」
SPOTV NEWS