松本が4年ぶりJ2復帰に王手! 福島に先制許すもDF野々村鷹人が同点弾、富山との昇格PO決勝に進出
[12.1 J2昇格プレーオフ 準決勝 松本 1-1 福島 サンアル] Jリーグは1日、J2昇格プレーオフ準決勝を開催した。J3レギュラーシーズンを4位でフィニッシュした松本山雅FCと同5位の福島ユナイテッドFCが激突。試合は1-1で引き分けて、レギュレーションにより年間順位が上位の松本が決勝に駒を進めた。 【写真】ミスマガジン16歳グラドルの鹿島ユニ姿や水着ショット 松本は2021シーズン以来となるJ2復帰を、福島はクラブ史上初となるJ2昇格を狙う。年間順位が上位の松本は引き分け以上で決勝進出。福島は勝利が絶対条件となる。試合はアウェーチームが先にスコアを動かした。 福島は前半9分、左サイドから攻撃を仕掛けると、縦パスを受けたFW森晃太がそのまま持ち込み、ゴール前に低弾道のクロス。ニアサイドで合わせたFW樋口寛規が流し込むように決めた。 先制を許した松本は相手にボールを握られながらも、奪ってからは最終ラインからパスを繋いで組み立てを図った。先頭のFW安藤翼がターゲットとなり、MF菊井悠介、MF村越凱光らが加勢した。 追加点を狙う福島は前半36分、自陣深い位置からテンポよく縦にパスを通して敵陣へ侵入すると、左サイドのスペースで受けた森がドリブルで仕掛ける。ペナルティエリア内に持ち込みカットインから右足を振ったが、シュートはゴール右のポストを叩いた。 試合は福島の1点リードのまま前半を折り返すと、反撃に出たい松本は後半7分、右サイドを起点に攻撃を仕掛け、DF野々村鷹人がゴール前にクロス。ファーサイドに流れたボールを菊井が収めて浮き球で折り返したが、安藤のヘディングシュートは枠を大きく外れた。 前半とは打って変わってボールを握れるようになった松本。すると後半20分、右サイドのコーナーキックを菊井が右足で蹴り込むと、野々村が頭で叩いたボールはゴールラインぎりぎりのところで跳ね返されたが、DF高橋祥平が押し込んでネットを揺らした。なお、野々村のヘディングシュートの時点でゴールラインを割っていたとし、得点者は野々村に訂正された。 終盤にかけて攻撃の手を強めた福島だが、交代枠を使いながら安定感を増した松本のゴールを割ることができない。試合は1-1のままタイムアップを迎え、年間順位が上位の松本が決勝に進出。7日に同3位のカターレ富山と対戦する。