楽天が前ガーディアンズの右腕、スペンサー・ハワードを獲得
楽天が8日、新外国人として米大リーグの前ガーディアンズ、スペンサー・ハワード投手(28)=190センチ、95キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。 今季は9試合(先発は3試合)に登板し、1勝2敗、防御率6・21。球団広報を通じて、「とてもエキサイトな気分です。チームの仲間たちと、ファンの皆さまへチャンピオンを届けられるように頑張ります。東北のファンの皆さまのために投げるのが今から待ちきれません」とコメントした。 ハワードは米国カリフォルニア州出身。直球の最速は158キロ、直球の平均速度は約150キロ。2019年の第2回プレミア12で米国代表に選出された。メジャー通算47試合(先発は32試合)に登板し、4勝13敗、防御率7・00。 2017年MLBドラフトでフィリーズから2巡目(全体45位)で指名された。21年にレンジャーズにトレード移籍。23年はトレードでヤンキースに入団も、メジャー登板はなく、同年9月にジャイアンツとマイナー契約を結んだ。24年5月にトレードでガーディアンズに移籍し、シーズン終了後フリーエージェント(FA)となった。 石井一久SDは「ハワードについてですが、(新加入の)ヤフーレとともに先発ローテーションの強化を目的としてオファーしました。特に、ハワードはK%(奪三振率)が高く、ヤフーレとは異なるタイプの選手です。二人がそれぞれの持ち味を生かし、キャリアで良いシーズンを築いてくれることを期待しております」と語った。