2024年秋冬、ユニクロ:シーから初のメンズが登場。さて、どれを買おう?──GQエディターのベストバイ
2023年に登場したユニクロ:シーからメンズコレクションが登場する。GQエディターがチェックした買いのアイテムを紹介する。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
快作揃い
ユニクロ:シーの2024年秋冬コレクションが公開された。今回の目玉はなんといっても初のメンズコレクションだ。クレア・ワイトケラーらしいニュートラルで透明感のあるデザインはメンズでも健在。一足先にGQエディターが実物をチェックした。 ■スウェードコンビネーションスニーカー デザイナーのクレア・ワイト・ケラーといえば、クロエの前に手がけていたプリングル オブ スコットランドの静謐なルックがとても好きだったので、ユニクロ:シーのメンズのローンチはとても嬉しい。洗練されたエフォートレスなムード漂うコレクションのなかで、まず気になったのがスウェードコンビネーションスニーカーだ。いまや、ヴィンテージ市場でも枯渇しているジャーマントレーナー風のスニーカーが4990円で手に入れるのは嬉しい。完売する前にゲットしたい。(ファッション・ディレクター 高杉賢太郎) ■スウェットワイドパンツ コレクションのなかで、秋冬らしいブラウンのアイテムも気になった。程よい濃さが上品なブラウンのスウェットパンツは、ワイドレッグのシルエットに裾のドローコードでシルエットのアレンジもできるので、ブーツやソックスインなどもでき色々な着こなしが楽しめそう。前述のスウェードコンビネーションスニーカーとの相性も抜群。セットで欲しい!(ファッション・ディレクター 高杉賢太郎) ■ブロードオーバーサイズシャツ オフホワイト×グレーの細ストライプシャツは、程よいリラックス感とエレガントさが絶妙に融合した一枚。カジュアルになりすぎず、ちょっとした外出や仕事でも使えるし、細ストライプがコーディネートに自然と馴染むので、着回し力抜群。ゲットしたら、すぐスタイリングに取り入れたい。(コントリビューティング・ジュニア・ファッション・エディター 後藤昌平) ■ナイロンフーデッドネックウォーマー フルサイズのダウンジャケットは軽くて暖かいが、街ではオーバースペックな時もある。ネックウォーマータイプならダウンの恩恵を受けながら、快適に過ごせそうだ。こちらはユニセックスで使えるもので、色は2種類。ステンカラーコートなどフードがないアウターのエクステンションとして使うもいいし、フーディーに重ね付けしてもいいアクセントになる。フードがないダウンベストに合わせても面白そうだ。(シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター 岩田桂視) ■リラックスVネックセーター 秋冬の気分にぴったりのセーターが、ユニクロ:Cにあった。オーバーサイズながらもゴツすぎず、ゆったりとしたボクシーシルエットが洗練された印象を与えてくれる。野暮ったくなりがちな、スウェットパンツとの組み合わせも、上品に着こなせそう。(コントリビューティング・ジュニア・ファッション・エディター 後藤昌平) ■スウェットオーバーサイズプルパーカ シーズンヴィジュアルのルックでも使われていたパーカは、今回のコレクションで一番の買いだと信じたい一品。素材は肉厚の裏起毛というハードなテクスチュアではなく、どちらかというと度詰めのカットソーに近い。オーバーサイズならではのゆるやかなドレープが特徴だ。前ポケットもサイドポケットになっているなど、ソリッドなディテールにも注目。ボトムはデニムよりもウールのワイドスラックスなどが相性が良さそうだ。(シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター 岩田桂視)
まとめ・GQ JAPAN編集部