「こんなハレンチな地域貢献はイヤ!」勤め先仕切りで手伝った「こども祭り」の二次会は、オヤジたちによる「セクハラ祭り」へ...会社の上司も助けてくれない驚愕の現場とは
岐阜県美濃加茂市の前の市議会副議長が、カラオケの場で行ったセクハラにより辞任に追い込まれるという情けないニュースに日本中が呆れたことは記憶に新しい。 「ユウちゃんパパ、ヤバい噂になってるよ…」40歳妻が絶句。保育園の人気者だった夫の【行き過ぎたグルーミング】とその末路。 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、未だ話題の絶えないセクハラの現状についてこう指摘する。 「セクハラが許されない行為であるという意識が高まっている一方で、なくなる気配を見せないことの背景には、一定以上の年齢層や一部の人たちの中に根強くある『ジェンダー観』があるのではないでしょうか。 長く生きてきた中で植え付けられた価値観や認識は更新するのが難しいのが実情。しかし、職場・地域・家庭での心がけや取り組みによって、少しずつ変革を起こすことは十分にできると考えられています」 ハラスメント行為を受けた経験のある人に取材を行う中で、今回は、会社が行っている「地域貢献」を通じてセクハラを受けたという女性に話を聞くことができた。 「私が勤めていた会社は、地域貢献のためにいろいろなことをやっていました」 こう話すのは権藤あずみさん(仮名・32歳)。以前勤務していた会社をやめ、現在はアパレル販売員として働いている。 「最近の企業は地域貢献をスローガンに掲げるのは当たり前みたいですが、表面的にそう言っているだけの会社もあれば、やりすぎなくらい『貢献』している会社もあると思う。うちの会社は後者でした」 あずみさんが一昨年まで勤務していた会社は従業員数200人を超える地元に根ざした中小企業だった。 「男性社員が圧倒的に多かったけど、私が知る限り、社内ではセクハラもパワハラもなくって、すごくホワイトだったと思います」 地域に根ざした中小企業というだけあり、「地域貢献」活動はきわめて活発だったという。 「広い敷地を生かして地域の子供祭りの場所提供をしたり、老人会に寄付したり、文化活動のスポンサーになったり、いろんな活動をしていました」
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