去年が体感時間「一瞬」で終わった人へ。時間の流れをスローダウンさせる7つの方法
1. 日常に変化を
これは分かりやすい方法です。日課が時間(それに記憶)を潰してしまうのであれば、時間が早く過ぎないようにする一番の方法は、日課やルーティンを壊すことです。 仕事のように常にやらなければならないことに関しては、あまり変えられないと思いますが、単調な日常に変化を入れることはできるでしょう。 米国プロフェッショナル心理学協会の心理学者であるLoren Soeiro博士は、日常のどんな些細な変化でも、時間が長く感じられるようになると言います。 そんなに時間をかけなくても、目新しいことや違いを見つける方法はあります。旅行や豪華な外食などに出かける必要はありません。 仕事のある日に、昼間に近所を散歩したり、友だちに会うためにコーヒーを飲みに行ったりするなど、休憩するだけでいいのです。気分が少しリフレッシュできるようなことです。 ほかにもちょっとした変化はあります。 たとえば… 出勤ルートを変える 毎日新しいアルバムを聴く 昼休憩中に近所(もしくは職場近辺)の知らないエリアに行ってみる 仕事の後にこれまでやったことない活動の予定をできるだけ入れる 新しい言語や楽器を習得する 週に何日かはつくったことない料理をつくる このように変化を取り入れることは可能です。
2. 知らない場所へ旅行する
時間を長く感じさせるベストな方法のひとつが、知らない場所に旅行に行くことです。 週末どこかに行くだけでも、慣れ親しんだ自宅のソファーの上で過ごすより、時間が長く感じられるでしょう。 Wittmannはこのように言っています。 週末ずっと家に籠もったまま、Netflixでドラマを見たりしていると、あっという間に時間は過ぎます。 それに比べて、週末友だちとパリに行って、ワクワクするようなことをしたり、街を歩き回ったりして戻ってきたら、「すごく長く感じた」と言うでしょう。 その2日間で脳がたくさんのことを記憶したからです。自宅でごろごろしていたら、何も起こらず時間だけが過ぎていきます。 できれば、知っている場所に行くのではなく、知らない場所に旅行に行きましょう。 とはいえ、1年も家にいたあとなので、どんな場所でも見知った場所ではなくなり、思い出を記憶しようと脳を刺激するでしょう。