「写真・アルバムをどうしても捨てられない」問題が解決。気持ちよく整理がはかどる5つのステップ
STEP3 「捨てる」写真は、直近の可燃ゴミに出す。どうしても捨てがたい写真は「保留BOX」に。
服やバッグなどあらゆるモノに通じることですが、いったんゴミ袋に入れてしまえば「これはゴミだ」と脳が認識します。迷わずゴミ袋に入れ、速やかに可燃ゴミの日に捨ててしまえば、そのうち捨てたことすら忘れてしまうものです。 選考を重ねていくと、自分の写真は案外、手際よく選考できることに気づきます。「若き日の私よ、どうしてこの服が(髪型が)良いと思ったのだ?」と聞きたくなる写真。名前すら思い出せないイケメン2人と、女友達と4人で遊園地と思しき場所で撮った学生時代の写真。イケメンとはいえ、記憶にも残ってない思い出を残しておく理由が見当たりません。 バッサバッサと自分の写真をゴミ袋に入れていく手が止まってしまうのが、かつて飼っていたペットたちの写真。 似たような写真が何枚もあるというのに。 ここで無理に捨てる決断をしようとすると「やっぱり捨てられない私」と、自己肯定感を下げるだけになってしまいます。なので、決断できない写真は「保留BOX」に入れて保管。「マイベストアルバム」に入れる写真が決まってきた段階で、他の写真とのバランスを見ながら再度、検討しましょう。 保留BOXは「きれいだから」と捨てられなかったお菓子の箱。捨てられない性分を再認識しつつ、「ほら!役に立った!」という成功体験になってしまった、と自戒。保留BOXはあえて小さめを選ぶことで「保留できる枚数にも限度がある」ことを、自分に知らしめる効果があります。
STEP4 ベストアルバムを決め、その枚数まで写真を絞り込む
ベストアルバムに入れる写真の選考と同時進行で、「ベストアルバム」にするアルバムを選びます。 アルバムは台紙を付け足せないタイプのほうが、上限が決めやすいのでおすすめです。1冊に入れられる量は「L版200枚まで」ぐらいが、保管のしやすさと「他人のアルバムを見せられた人の気持ち」としても適切な分量です。「200枚まで残せる!」というのは、捨てるときの心理的なハードルも下がります。 もちろん、それ以下の枚数でもOKです。 全40P、L版200枚を収められる貼るタイプのアルバムで「マイベストアルバム」を作ることに。「貼るタイプ」はフィルムで写真をカバーできるので、プリントされた写真の劣化を防ぐ効果もあります。表紙の写真は、購入時に入っていた見本。もちろん、この写真も差し替え可能。