ぜんぜんエンジン始動できないじゃん…そもそもチョークってなに!!?? アラフォーが[ダットサンサニー]に乗ったら衝撃の連続すぎた
■停止時にも儀式があるってマジか!!
エンジン始動時に儀式が必要なことは前述の通りだが、エンジンを切る時にも儀式が必要。空吹かしをし、エンジンに残ったガソリンを燃焼させるというものだ。次回のエンジン始動時にプラグのカブリを防ぐ目的があるが、現代のクルマはエンジンを切った後に燃料をカットしてしまうため、不要な儀式となっている。 何かと操作の違いに戸惑う点が多いが、それ以上に驚いた点はエンジンのレスポンス。アクセル操作に対してダイレクトにエンジン回転がついてくる感じは現代のクルマにはない。筆者もこれまで様々なクルマに乗ってきたが、踏み間違い防止の安全制御や燃費向上のために、新しいクルマほどアクセルに対するエンジンのピックアップは鈍いように思う。 また、気候条件でクルマの調子が変わるあたりはクルマと対話しているよう。そういう意味では当たり前のようにエンジンがかかり、自動でギアが変わり、ブレーキやハンドル操作まで自動になりつつある現代のクルマは優秀すぎて無機質に思えてくる。気軽に乗れるクルマではないが、諸先輩方はこのようなクルマを乗り回していたと思い、とっても恐縮した次第。