レアル・マドリード、ホセルに1年の契約延長オファーを提示した模様!サウジからも誘われる選手の返答を待つ | ラ・リーガ
レアル・マドリードがスペイン代表FWホセル・マト(34)に契約延長オファーを提示したようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 昨夏、エスパニョールからの1年レンタルによって、下部組織に在籍したことがある古巣に復帰したホセル。3月で34歳となった同ストライカーは、今季のレアル・マドリードにとってなくてはならない存在だった。途中出場が多かったものの公式戦38試合で14得点を記録し、とりわけバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでは、終了間際に立て続けに2得点を決めてチームを劇的逆転勝利に導き、通算15回目の同大会制覇に大きく貢献している。 レアル・マドリードはそんなホセルに1年の契約延長オファーを提示した模様。ラ・リーガ1部昇格の可能性があるエスパニョールとはまだ合意していないようだが、昇格するかどうかにかかわらず、買い取り条項の行使などで自クラブに留める考えとのことだ。 その一方でホセルは、レアル・マドリードのほかサウジアラビアのクラブから金銭的に魅力的なオファーを受け取っているようだが、それでもスペイン首都でプレーし続けることを優先する様子。レアル・マドリードには今夏、FWキリアン・エンバペ、FWエンドリッキが加入し、より出場機会が限定される可能性もあるが、それでも残留に前向きであるという。 ただし、レアル・マドリードはホセル、加えて同じく1年の契約延長オファーを提示したDFナチョ・フェルナンデスから、まだ返答を受け取っていないようだ。ホセル&ナチョの返答の期限は契約が切れる6月30日までとなっており、同クラブは両選手が契約延長に応じない場合も想定しているとのこと。ナチョが退団する場合はリールDFレニー・ヨロの獲得に動き、一方でホセルが退団する場合はチームに同じタイプのストライカーはいないとはいえ、誰も補強する考えはないとみられている。