なぜこうなった…。J3リーグ、今季のガッカリクラブ(3)1年で昇格どころか…。後半大失速の悪夢
2024シーズンの明治安田J3リーグは、24日に第38節が行われ、全チームの最終順位が確定した。シーズンを通してサポーターの期待に応える素晴らしいパフォーマンスを見せたクラブもあれば、まさかの結果に終わり来季に不安を残すクラブもある。そこで今回は、今季のJ3リーグでサポーターの期待を裏切ってしまったチームを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は全て11月25日時点。
ツエーゲン金沢 監督:伊藤彰 最終順位:12位(13勝11分14敗) 1年でのJ2昇格を目指したツエーゲン金沢だったが、開幕戦のアスルクラロ沼津戦から泥沼の3連敗。しかし、第6節のSC相模原戦で1-0の勝利を収めると、10試合負けなし。順位も5位まで上げ、第16節の大宮アルディージャ戦でこそ敗北を喫したが、その後も好調を維持していた。 後半戦へ折り返す頃には自動昇格圏一歩手前の3位に位置していたが、第25節のFC琉球戦以降、10試合未勝利に陥る。第34節のギラヴァンツ北九州戦で久々の勝利を収めるも、その後も調子は上がらず。後半戦での大失速が響いてしまい、第36節の福島ユナイテッドFC戦で敗れ、J2昇格プレーオフ(PO)進出の可能性が消滅した。 金沢はJ2昇格へ向け、今夏の移籍市場においてFC岐阜で11得点を記録していた田口裕也を補強。決定力のあるストライカーの途中加入で、得点力アップを狙ったが、調子を上げることができず。昇格どころか、PO進出も逃す形となってしまった。 それでも、伊藤彰監督が来季も続投することが決定。チームを建て直し、来季こそはJ2昇格を決めたいところだ。
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