レッドブル買収の大宮、新チーム名は「RB大宮アルディージャ」に!新エンブレムも発表
Jリーグでは企業名をチーム名に入れるのが禁止
大宮アルディージャが6日、「レッドブル・大宮アルディージャ クラブプロパティ発表 特別イベント」を開いた。 レッドブルとNTT東日本は8月6日、NTT東日本が保有する大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する株式100%をレッドブルに譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表。10月にはRB大宮株式会社となり、大宮アルディージャがレッドブルグループの仲間入りすることが正式に決まった。 今回の「レッドブル・大宮アルディージャ クラブプロパティ発表 特別イベント」では、オリバー・ミンツラフCEO、マリオ・ゴメステクニカルディレクター、RB大宮株式会社代表取締役兼フットボール本部長の原博実氏が登壇。かねてより注目が集まっていたクラブプロパティについて明らかにした。 チーム名は正式に「RB(アールビー)大宮アルディージャ」となることが決定。ミンツラフ氏は「RB」はあくまでも企業名ではなく、「Rasen Ballsport(芝生のボールスポーツ)」となることを説明した。 また、クラブエンブレムは大宮のチームカラーを残しつつ、RBグループのイメージも強調されるものに。ミンツラフCEOは「私たちとしては大宮がレッドブルファミリーの一員であること、大宮が培ってきたものの意思を引き継ごうと思っていました。この形でずっとずっとやっていきたい」と説明。原氏は「今までの大宮を大事にしてもらいつつ、新しいクラブとして強くなっていく印象を受けます。アグレッシブなサッカースタイルを印象付けるようなオレンジになっているかなと思います」と感想を述べた。 さらに、ユニフォームやクラブマスコットについてミンツラフ氏は「伝えている通り、一歩一歩です。これまでもクラブのみなさんと話し合いを重ね、いいものを作ってきました。ユニフォームやマスコットも一歩一歩です」と発表はもう少し先になることを話した。 レッドブルグループのグローバルサッカー部門責任者となったユルゲン・クロップについてもミンツラフ氏は「来年1月に来日して話し合う予定。一歩一歩、クラブを高めていきたいと思います」と明かした。 なお、大宮は今季すでにJ3優勝を決定済み。来季はRBとともにJ1昇格を目指すこととなる。