民進・大塚代表が定例会見3月29日(全文1)同志呼びかけ「新しい民主党」結党
民進党の大塚耕平代表は29日夕に党本部で定例記者会見を行った。午後5時すぎから開かれている常任幹事会が終了次第、開始した。 報道によると、大塚代表は29日の常任幹事会で希望の党の執行部系議員との合流を軸にした新党結成を提案し、早ければ30日にも両院議員総会を開き、党内の了承を得たい考え。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】民進党の大塚代表が定例会見 希望との新党結成報道も 」に対応しております。
大塚代表の冒頭発言
司会:それでは、民進党・第66回常任幹事会を終えての代表の記者会見を始めさせていただきたいと思います。代表、よろしくお願いいたします。 大塚:遅い時間にお疲れさまでございます。ありがとうございます。今日はちょっと定例から時間を変更して、この時間に開かさせていただきます。昨日、予算が成立したことを受けまして、国会も新しいフェーズに入るということで、今日、臨時の役員会と常任幹事会を開かせていただきまして、2月4日の党大会で決まった党の運営方針を、さらに一歩前進させるための提案をさせていただきました。 さまざまなご意見を承りつつ、いずれも建設的なご意見でありましたが、常任幹事会としてはご了解をいただきました。その上で非常に大きな、難しい党運営の判断でもあるので、両院議員総会にどのタイミングでかけるのかは慎重に考えるようにという議長のご指導もいただきつつ、その上で執行部として今も議論をしてまいりました結果、十分にご理解をいただくためにも、また、国会が新たなステージに入る中で迅速にこれに対応するためにも、あす、両院議員総会を開かせていただくということにさせていただきました。 その上で今日どのような議論をしたかということについては簡単に申し上げますが、もうこの紙に書いてあることが全てであります。われわれは民主主義と国民生活を守るために「新しい民主党」をつくるという方針を提案させていただいて、了解をいただいたということであります。もちろん、あした、両院議員総会にご説明をして、ご議論いただくことになります。 皆さんご承知のとおり、2月4日の党大会で、できる限り早期に中道的な新しい党を目指すという方針が決まっておりましたので、それを踏まえて、党内のさまざまなご意見、そして各都道府県連や総支部ごとの事情、そして国会情勢なども踏まえて総合的判断に基づいて、中道的な新しい党、「新しい民主党」の結党に取り組むということを、常任幹事会としてはご了承いただいたということであります。 基本的な枠組みは2ページ目に書いてありますとおり、中道的な新しい党、「新しい民主党」である新党を結党する、存続政党は民進党を前提としております。そして、志を共有する同志に結集を呼び掛け、参画意思のある同志との新党協議会の場で、その有りようを決定していくという手順で進んでいきます。もちろん、志を共有する同志、まずは元民進党の議員を中心に結集を呼び掛けます。これは、ぜひ皆さんにもご協力いただきたいのは、再結集ではありません。もう政治に後戻りはありませんので、現在の状況から民主主義を軽視する姿勢がかなり顕著な、今の安倍政権と対峙するために、新たに民主主義を重んじる勢力を結集する、その中核となる政党をつくるということであります。そして、当然これまでの元の同僚議員がたくさんいる立憲民主党、希望の党にも働き掛けますが、「新しい民主党」をつくるということでありますので、この点はぜひご理解をいただきたいというふうに思います。 できる限り早期にこの協議を終えて、新党に移行し、2ページ目に書いてございますが、来年の統一地方選挙、参議院選挙、次期総選挙の準備を本格化させます。とりわけ統一地方選挙、参議院選挙については候補者の確定、発掘、公認等が急がれますが、同時に衆議院は常在戦場でありますので、次期総選挙に向けて、落選中の元民進党の議員、候補者を糾合できるような、そういう取り組みに注力したいというふうに思っております。私からは以上です。 司会:それでは質疑を受けさせていただきたいと思います。どなたかいらっしゃいますか。はい、どうぞ。