【バスケ】宇都宮3P成功20発で4連勝! 今季昇格の同地区越谷を攻撃力で一蹴
<Bリーグ・プレシーズンゲーム:宇都宮94-76越谷>◇9月8日◇FUKAI SQUARE GARDEN足利 宇都宮ブレックスが100得点に迫る攻撃力を見せ、プレシーズンゲーム4連勝を飾った。 今季B1に昇格した越谷相手に第1クオーター(Q)こそ競ったが、第2Qで突き放す。昨季のレギュラーシーズンMVP、D.J・ニュービルが5本の3Pシュートを決めるなど大爆発。チームは第3Qまで連続して26点以上と得点を積み重ね、今季最多の94得点をマークした。 「ボールを動かしてオープンな状況でシュートを打つことができていた。たくさん練習してきたからね」 合計6本のニュービルだけではなく、比江島慎とギャビン・エドワーズが3本、グラント・ジェレット、アイザック・フォトゥ、渡邉裕規、高島紳司が2本ずつと、チームで20本(46試投)の3Pを決めた。 ペイントアタックからのレイアップシュートも織り込みながら、まさに今季目指す攻撃スタイルで違いを見せつけた。ブラスウェルヘッドコーチ(HC)は「レギュラーシーズンでも考えているローテーション(選手起用)を初めて採用した」と本番モードに近かったことを強調した。 越谷との1戦はファンの間で「同窓会」とも言われた。安齋HCや町田ACらスタッフをはじめ、かつて所属していた選手が5人もいて、試合前は旧交を温めるシーンが相次いだ。 ベテランの渡邉は「不思議な気持ちだった。同じユニホームを着て、たくさんの思い出がある。ここまで多くの、かつてのチームメイトと戦うのは初めて」と振り返る。レギュラーシーズンも4試合組まれており、新たな注目カードの1つになりそうだ。【沢田啓太郎】