“姿勢”と“歩き方”で10才若く見える!ポージングディレクター直伝の「モデル風ウオーキング術」
いつまでもずっと若々しく、キレイに年をとりたいもの。女性らしい美しい歩き方を身につけるだけで、周りに与える印象も変わるというーー。7000人以上のモデル・タレントに姿勢の指導をしてきたポージングディレクター・中井信之さんに、美しく見える歩き方を聞いた。 【画像】美しく見える歩き方のイラストを見る
教えてくれた人
中井信之さん/ポージングディレクター、イメージコンサルタント。 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。アメリカで国際イメージコンサルタントの資格を取得。姿勢や歩き方で、美しく健康になる方法を伝える講演などを行う。主な著書に『美人な「しぐさ」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
歩き方が美しく見えるポイントは重心を後ろにおくこと
「私たちは普段、何も意識しないで歩くと、効率よくエネルギーが使われるような動きをしてしまいます。つまり“楽な動き”です。たとえば、猫背ぎみに頭を前に垂れ、腕に力を入れずプラプラと振る、といった動きです」(中井さん・以下同) こういった歩き方は楽だが美しく見えない。しかし、重心のバランスを意識するだけでかなりきれいな姿勢になるという。 「歩くとき、後ろに引いた足のかかとに体重の8割ぐらいをかけ、頭の位置をいつもよりほんの少し後ろに倒します。車のヘッドレストに頭をつけているようなイメージです。このままだと顔が上を向いてしまうので、その姿勢のままあごを引いて正面を見るようにしてください」 さらに細かい4つのポイントは下記で詳述。これらを意識するだけで、若々しく見られること間違いなし。
<POINT1>胸の位置は高く!
「胸の位置が高いと、いきいきとして見えます。胸は張るのではなく、“上げる”イメージで。息を吸ったときの胸の高さをキープして」(中井さん・以下同) 【OKな姿勢】 【NGな姿勢】
<POINT2>両脚の隙間はあけない!
意識せずに歩くとたいていの場合、両脚の隙間が5~10cmほどあいている。これでは、間の抜けた印象に。「正面から見て両ひざが重なっているように歩くと美しく見えます」。 【OKな姿勢】 【NGな姿勢】