『虎に翼』視聴者も驚いた寅子の激怒シーン。公式が明かした<穂高先生へ怒りをぶつけた理由>とは…伊藤沙莉さん「それが彼女の愛なんです(笑)」
◆激怒した寅子 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。 【写真】『虎に翼』あらすじ。想いをぶつけ合う穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)。すると寅子は… 今週放送された第14週「女房百日 馬二十日?」では、特に7月4日放送分・69回で流れた寅子の激怒シーンが話題になりました。 あらためてあらすじを記すと、最高裁判事を務めていた穂高とやや距離ができていた寅子でしたが、祝賀会で花束を渡す役目を任されてしまいます。その場での、穂高の 「こういう会を設けてもらえるのも、出がらしとして最後まで自分の役割を果たすことができたからなのかな。そう思おうと思った」 「出がらしも何も、昔から私は自分の役目なんぞ果たしていなかったのかもしれない」 「私は大岩に落ちた一滴の雨だれにすぎなかった」 「もうひと踏ん張りするには私は老いすぎた」 といった挨拶を前に、我慢ができなくなった寅子は、花束を渡す役割を放棄。会場を飛び出します。
◆「感謝はするが許さない」 その後、穂高と対面した寅子。しかし… 「謝りませんよ。私は。先生の一言で心が折れても、そのあと気まずくても。感謝と尊敬はしていました。理想のために、周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていたから」 「花束で、あの日のことを、そういうものだと流せません」 「先生に、自分も雨だれの一滴と言ってほしくありません」 などと、まったく怒りを隠そうとしませんでした。 すると穂高は突然「あー、あああ、あーあーあーあ!」と叫び、「謝ってもダメ。反省してもダメ。じゃあ、私はどうすればいい」と返します。 対して寅子は険しい顔で「どうもできませんよ!」「我々に一滴の雨だれでいろと強いて、その結果、歴史にも記録にも残らない、無数の雨だれを生み出したことも」「先生には感謝はするが許さない。納得できない花束は渡さない」と答え、その場を去りました。 このシーンについて、なぜ寅子があそこまで怒っていたのかを巡り、ネットを中心として視聴者の間で活発に意見が交わされていました。
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