石破茂首相「感動」「幸せ…」 まさかの生出演延長対応で全国の名品に舌鼓「皆さん、お米食べてください」
石破茂首相(67)は31日、フジテレビ「大みそか列島縦断LIVE 景気満開テレビ2024」に生出演。目指していく日本の方向性を示したうえで、まさかの出演時間延長で、全国の名品に次々と舌鼓を打った。 同番組への出演は13年連続で、総理になってからは初。MCの山里亮太など“顔見知り”のメンバーを相手にリラックスムードで目指す日本の方向性を語った。前半部分では一問一答など、総理になってからの生活や、今後の話を展開。そして、来年に向け「楽しさを実感できる1年にしたい。楽しい日本を目指す」と抱負を述べた。 番組では「すしざんまい」の木村清社長から送られたマグロの寿司を提供。首相はおいしそうにほおばり「一口で食べるなと今年はずいぶん叱られたよ」とジョークを飛ばしつつ、満面の笑顔で口に運んだ。さらに「ビールはない?今年、最後これで締めるの幸せですよね」と喜びをかみしめ「いやあ、おいしい。ホントおいしい。感動」と感無量だった。 出番の終わりも近づいてきたが、山里が「ご存じのようにこの番組、この後もおいしいものたくさん出てきますけど。分刻みのスケジュールと聞いていますけど、いかがなんですか?」と問いかけ。もちろん“ダメ元”の問いかけだったが「お寿司も良かったけど、パンとか出たりしません?」とまさかの返答が…。山里の「本当は今、カンペに『総理ご退出』と書いてあったけど、急きょちょっとだけ…」と申し出に「パン、出るの?本当に出るの?」と笑顔で食いついた。 その後、ドーナツ店のVTRを見届けて舌鼓を打ち「ホントこれおいしいね」と感想を口に。さらなる延長対応で、おにぎりまで食べ「幸せ…」と笑みは絶えなかった。締めの一言を求められると、おにぎりを一気にほおばり「やっぱりパンもいいですよ。パスタもいいんだけどさ、やっぱ米ですよね。だってさ100%自給できるのってこれだけですからね」としみじみと言葉を紡いだ。 最後に「米が消えて『令和の米騒動』とか言われちゃったんだけど、米が安定的に供給できるといいし、これから世界中の人に“日本の米っておいしいよね”って思ってもらえる。ハンバーガー屋さんだって世界中にあるんだから。おにぎり屋さんが世界中にあったら、日本の田んぼもまた復活します。皆さん、お米食べてください。お願いします」と呼びかけ。約20分の出演時間延長を終え、ご満悦でスタジオを後にした。