ソフトバンク・甲斐はFA熟考「まだ何も言えることはありません」 締め切り期限ギリギリまで「考えたい」
今季国内FA権を取得して去就が注目されているソフトバンクの甲斐が11日、みずほペイペイドームでウエートトレーニング、キャッチボール、打撃練習などを行った。 日本シリーズ終了後は激戦による疲れか体調不良で静養し、この日は体を動かすために本拠地を訪れた。FA権の行使の有無については「今はまだちょっと何も言えることはありません。13日までしっかり考えたいなとは思います」とし、申請締め切り期限ぎりぎりまで熟考する考えを示した。 2010年の育成ドラフト6位で入団。チームの正捕手から球界を代表する捕手へと成長を遂げた。今季は119試合に出場して打率.256、5本塁打、43打点をマーク。何より扇の要として4年ぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献した。 球団は日本一奪回はもちろん、常勝軍団の再建に向けて欠かせない戦力として大型の複数年契約を提示して慰留している。その動向に注目が集まる。