「間違いなく打線の力に…」鈴木誠也、レッドソックス行き推奨の声も!? 米紙が見解「ロースターを考えると…」
ボストン・レッドソックスはタイラー・オニール外野手をボルチモア・オリオールズに放出したことで、新たな右打者を必要としている。そこでシカゴ・カブスの鈴木誠也外野手をトレードで獲得することを、米ラジオ局『WEEI』のタイラー・ミリケン氏が提案した。しかし、実現する可能性は低いと、米メディア『ボソックス・インジェクション』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 鈴木は昨季、右翼手や指名打者(DH)として打率.283、21本塁打、73打点、OPS.848(出塁率.366 + 長打率.482)の成績を残した。そして、今オフにはトレード候補に浮上し、テオスカー・ヘルナンデス外野手との再契約交渉が難航していたロサンゼルス・ドジャースなどが移籍先候補に挙げられている。最終的に再契約が実現したことでドジャース行きの可能性は消滅したが、サンフランシスコ・ジャイアンツやデトロイト・タイガースなどが新たな候補として浮上した。 そんな中、今度はミリケン氏がレッドソックスに鈴木の獲得を勧めている。とはいえ、レッドソックスではDH起用される可能性がある。それは鈴木も望んでいないため、同メディアは「もし、レッドソックスがトレードを実現し、鈴木を手に入れることができれば、間違いなく打線に力を与えることになるだろう。しかし、現在のロースター構成を考えると、それは考えにくい。彼らのエネルギーは、打線を補完する右利きの内野手を見つけることに集中したほうが良い」との見解を示した。
ベースボールチャンネル編集部