「いつか私の選択がこの大切な地元高知に…」来季J3参入の高知が吉本岳史監督の退任を発表…後任は秋田豊氏
来季よりJ3リーグへ参入する高知ユナイテッドは22日、吉本岳史監督(46)が今季をもって退任することになったと発表した。なお、クラブは同日に秋田豊氏(54)の新監督就任を伝えている。 【写真】「美しすぎ」「めっちゃ可愛い」柴崎岳の妻・真野恵里菜さんがプライベートショット披露 高知は今季JFLを2位で終え、J3の19位Y.S.C.C.横浜との入れ替え戦を制して昇格。来季はクラブ史上初となるJリーグの舞台で戦うこととなった。吉本監督は地元出身で、高知県初のJクラブ誕生に尽力。24年限りでの退任にあたり、クラブを通じて次のように感謝を語った。 「今シーズンでチームを退団します。この選択をするまで本当に悩み、非常に苦しい時間を過ごしました。共に想いをもって歩んできてくれた一人ひとりの顔が浮かばないわけがありません。 ご納得いただけない方もいると思っています。それでも、いつか私の選択がこの大切な地元高知に何かを返すことができると信じて、この決断に至りました。 これまで高知ユナイテッドSCで思いの炎を紡いでこられた選手、スタッフ、サポート企業、メディア、高知ユナイテッドSCに関わる全ての皆様。そしてどんな時もチーム、選手の背中を押し続けてくれた高知ユナイテッドSCサポーターの皆様。5年間本当にありがとうございました。 思い返してみれば、コーチで2年、監督として3年。昨年の天皇杯の快挙、国体優勝、リーグ戦2位から悲願のJ3参入。高知ユナイテッドSCの歴史に1ページずつ刻むことができました。その喜びを忘れることはありません。 最高の仲間に出逢い、素敵な方々に支えていただいた至福な月日でした。もっと成長し、もっと良い指導者になって、たくさんのサッカーファミリーに愛される人間力を身につけて、また皆様にお会いできることを楽しみにしています。これからも挑戦と共になお生きていきます」