今年に入り感染者数2400人超で過去最多ペース、東京都で急増する「梅毒」とは?
「梅毒」の予防は?
性行為の際は最初から正しくコンドームを使用しましょう。ただし、コンドームが破れていたり穴が空いたり、途中から装着した場合など完全に予防できるわけではありません。また、コンドームが覆わない部位から感染する場合もあります。低容量ピルは避妊には役立ちますが、性感染症の予防にはならないので注意してください。 不特定多数の人との性行為がリスクを高めることはもちろんですが、現在は特定のパートナーだとしても、過去の交際相手から感染している可能性があります。心配な場合はパートナーも含めて検査を受けてみましょう。
「梅毒」の症状が疑われたら?
「梅毒」の症状が疑われたら、外性器の場合は婦人科や泌尿器科、手のひらや足の裏なら皮膚科を受診してください。アレルギー性皮膚炎やじんましん、手足口病の症状と間違われやすいのですが、 “もしかして” と疑ってみることが大事です。