2024年11月の自動車輸出、北米と欧州が大幅減 7カ月連続の前年割れ 自工会発表
日本自動車工業会(片山正則会長)が12月27日に発表した11月の輸出台数は、前年同月比8.2%減の36万6938台で、7カ月連続の前年同月実績割れだった。トラックは同0.8%増、バスは同10%増だったが、乗用車が同9.3%減だった。北米(同18.2%減)と欧州(同29.6%減)向けが大幅に減り、全体を押し下げた。 国別では、米国が同16.5%減、カナダが同28.6%減だった。欧州では、イタリア(同56.4%減)やフランス(同46.0%減)、ドイツ(同49.2%減)が低調だった。アジアは地域全体で同1.2%減の5万2986台。中国は同26.1%減だった。 同日発表した10月の生産台数は、同0.2%減の81万6836台で3カ月連続のマイナス。バスは同17.3%増、乗用車(同0.2%減)とトラック(同1.9%減)は微減にとどまった。