天ぷらよりも美味しいかも? 下味にひと工夫、無限に食べられる「根菜のから揚げ」
アスリート栄養食インストラクターの資格を持ち、簡単で栄養満点なおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさんのレシピ連載第65回。今回ご紹介するのは、根菜のから揚げ。揚げ物と聞くと、手間がかかって後処理も大変なイメージがありますが、油は少なめ&フライパンで調理OK! そして何より、食べたら驚くほど旨い! 一度食べたらやみつきになるおすすめレシピをお伝えします。 【写真】油少なめでOK!おつまみにもオススメな根菜のから揚げの作り方を連続で見る
寒い季節こそ積極的に食べたい根菜料理
急に寒くなりましたねー。服装も食べるものも一気に冬仕様になってきました。秋は食欲の秋というだけあって旬を迎える食材が多いですが、冬に旬を迎える食材もいくつかあります。 たとえば、冬野菜。寒さで凍ることがないよう細胞に糖を蓄積するため、糖度が高く、食べた時に甘さを感じてより美味しくなるものが多いです。中でも根菜は土の中で育つので、気温が下がってくる時期に成長がゆっくりとなり、その分、土からたくさんの栄養を取り込むので、美味しいだけでなく栄養価も高くなります。 根菜に含まれるミネラルは、(野菜にもよりますが)身体を温める働きがあるものも多く、寒くなるこれからの季節にピッタリ。今回はそんな根菜の中でも、これから旬を迎えるれんこんとごぼうを使ったレシピを紹介したいと思います。 れんこん、ごぼうに多く含まれる栄養素として、ビタミンC・ビタミンE・食物繊維があります。冬のビタミンCといえば、みかんが思い浮かびますが、実はれんこんにはみかんよりもビタミンCが多く含まれていて、その量はなんと1.5倍! 抗酸化作用がある栄養素のため、疲労回復や免疫力アップに期待ができます。 これからの季節に、特に気になる細菌やウイルスの感染予防に役立つので、積極的に食べたい野菜のひとつ。また、ごぼうにはトップクラスの食物繊維が含まれているため、腸をすっきりさせてくれる働きがあります。 この2つの食材で思い浮かぶメニューといえば、きんぴらや煮物が多いのではないでしょうか。どちらも食感がしっかりとあり、揚げ物にするのもとてもオススメなんです! そこで今回は、旨みたっぷりの下味をつけたれんこんとごぼうのから揚げを紹介します。シャキシャキ、サクサクとした食感がクセになり、食べ応え(歯ごたえ)もあるので、野菜だけとは思えない満足感のある1品になります。 また、この根菜のからあげは皮ごと使うことで生ゴミも出ず、栄養が丸ごと摂れるのもポイント。ごはんが進むのはもちろん、お酒のアテやお弁当のおかずにもピッタリです。