広島・新井監督とヤクルト・高津監督が異例の特別対談「チームカラーが対照的」「入れ替わってみる?」FAにも言及
元ミズノブランドアンバサダーのヤクルト・高津臣吾監督(56)と広島・新井貴浩監督(47)が6日、大阪市内のミズノ本社で特別対談を行った。シーズンオフではあるものの、同一リーグの監督がトークを繰り広げるという異例のイベントとなった。 【写真】きっちりスーツの新井監督 高津監督はチェックのジャケットがめちゃオシャレ ともに高校野球の古豪・広島工出身。先輩後輩でもある2人は終始和やかな雰囲気の中で軽妙なトークを繰り広げた。今季は広島が4位で得点力不足に苦しみ、ヤクルトは投手陣が崩れて5位に沈んだ。新井監督は「面白いんですけど、お互いにないところを持っている。ウチはピッチャーがいい。ただ得点能力が最下位。チームカラーが対照的ではあるんですよね」と2チームを比較した。 対する高津監督も「バッター出身の監督が打つことで悩んでいて、ピッチャー出身の監督がピッチャーで悩んでいる。面白いですよね。入れ替わってみる?」とジョークで提案。新井監督も「ストレスのかかり方も全然違うかも」と反応して会場の笑いを誘った。 さらにFA市場にも話の矛先は向いた。その話題を振られると、高津監督は「ウチは敗退です。負けました」とコメント。ヤクルトはソフトバンクからFA宣言している石川柊太の獲得に失敗していた。 一方の新井監督はFAについて、「ウチはそもそもFA戦線に参加してないです」と言及。広島では九里が海外FAを宣言している中、指揮官は「彼もいろいろ考えていますね。この前も会って話をしましたけど、考えていますね」と右腕の近況を明かした。