サイゼリヤ「安さ維持のためのメニュー改定」にネットがザワつく…“今のサイゼの満足度”を冷静に分析してみた
①タラコソースシシリー風 400円
パスタ料理の中でもっともサイゼリヤらしさを維持しているのが、タラコソース。 シシリー風とはシチリア風という意味で、からすみを使ったご当地パスタをサイゼ流にタラコでアレンジして誕生したメニューです。 「小エビのタラコソース」は海老入りのリッチさはありますが、値段は540円。世界観としては400円で十分に堪能できることになります。
②エスカルゴのオーブン焼き 400円
サイゼリヤのエスカルゴは、星付きレストランのシェフにも絶賛者がいるほど高評価メニューのひとつになっています。 フランス本場でエスカルゴを食べるとなると1皿1000円は下りませんから、400円で味わえるのは夢のような価格ということになります。 以前からネット上でも“コスパ最強”だと言われています。食用かたつむりと聞いて食指が動かない日本人はいるでしょうから、殻付きでないことがかえって食べやすさにもつながっていそうです。
③ハンバーグステーキ 400円
グリル料理をシビアに見ていくと、若鶏のディアボラ風(500円)は30年以上愛されているものの、以前の味を知る立場から判定すれば、少々残念に感じる人はゼロではないでしょう。 そんな中、サイゼリヤのハンバーグは100%ビーフで作られた本格派。付け合わせにはポテトとコーンに加えて目玉焼きまで乗っかっているのです。 吉野家牛丼(並盛)の値段が468円であることを考えれば、この安さは信じられない次元ではないでしょうか?
④バッファローモッツアレラのマルゲリータピザ 400円
サイゼリヤのバッファローモッツァレラは、こだわり食材の一つ。そもそもモッツァレラチーズは牛又は水牛のミルクから作られますが、水牛タイプは牛よりも濃厚でミルクの香りが格別です。 このチーズを使って作られるマルゲリータピザは2024年6月にチーズ量が増えてさらに美味しくなりました。実際に食べてみると、これが400円とは到底思えない感動が押し寄せるでしょう。他店でこれほどのレベルを味わうことはなかなか難しいと断言できます。