白衣の園児、ぬいぐるみ「診察」 富大附属幼稚園医療に親しむ
富大附属幼稚園の「ぬいぐるみ病院」は12日、富山市五艘の同園で開かれ、年長児33人がぬいぐるみを患者に見立てて診察した。 富大医学部、薬学部の学生が手作りした仕掛け付きのぬいぐるみを用意した。園児は白衣を着用し、学生のサポートを受けながら聴診器や体温計をぬいぐるみにあてた。症状や検査結果をもとに「新型コロナ」や「骨折」と診断し、薬を処方したり包帯を巻いたりして医師の仕事を学んだ。 ぬいぐるみ病院は、園児に医療へ親しみを持ってもらい、学生に子供の健康に関する感じ方を学んでもらおうと実施している。