新「マトリックス」始動! ドリュー・ゴダード監督が初めて言及
「マトリックス」シリーズ新作の脚本・監督を務めるドリュー・ゴダードが、このたびプロジェクトについて初めて語った。 米ワーナー・ブラザースが昨年発表した本作では、オリジナル版の共同脚本・監督を務めたラナ・ウォシャウスキーが製作総指揮として参加する。 米バラエティ誌の独占インタビューで、現在脚本執筆中のゴダード監督は「細かなことも大きなことも、考えが変わる可能性があるので、あまり多くを語らないようにしています」と慎重な姿勢を示した。 ゴダード監督は「バフィー 恋する十字架」「エイリアス」「LOST」などの人気ドラマで脚本家として活躍後、「クローバーフィールド HAKAISHA」「ワールド・ウォー Z」「オデッセイ」などの映画脚本を手がける。監督作には「キャビン」「ホテル・エルロワイヤル」がある。 現在は米ABCのドラマ「ハイ・ポテンシャル」(原題)の制作総指揮のほか、ディズニープラス向けにルイス・サッカーの人気児童小説「穴」(原題:Holes)のドラマ化を準備中。映画でも、「オデッセイ」に続くアンディ・ウィアー原作作品「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の脚本を手がけている。フィル・ロードとクリス・ミラーが監督、主演にライアン・ゴズリング、サンドラ・ヒュラーを迎えて製作中だ。 「『オデッセイ』を楽しんでいただけた方なら、きっと『ヘイル・メアリー』も気に入っていただけると思います」と自信を見せる。 なお、「マトリックス」のリブート版に取りかかっていることから、これまでの人気ドラマのリブートの可能性についてもよく聞かれるという。とくに需要が高いのが「LOST」だ。これについて「絶対にないとは言えません。あの作品での仕事は本当に素晴らしい経験でした」と可能性を否定しなかった。ただし「単なるカラオケのように、過去の作品を繰り返すようなことはしたくない。特別な何かができる確信がない限り、リブートには慎重になるべきです」とも付け加えた。 20世紀スタジオとの契約更新も決まり、映画とテレビの両分野で、さらなる活躍が期待される。