「もう諦めてしまいたかった…」ネイマール、膝重傷による1年間の長期離脱を回想
アル・ヒラルFWネイマールは、膝の重傷を負った後に引退が頭をよぎったと明かした。 バルセロナで活躍し、その後2017年に史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマンに加入したネイマール。同クラブで公式戦173試合出場118ゴール77アシストを記録し、3度のリーグ・アン制覇を達成した後、昨夏にサウジアラビアの名門アル・ヒラルに移籍した。しかし、移籍から約1カ月後のブラジル代表活動中に膝の前十字靭帯断裂の重傷を負うことに。1年間の長期離脱を強いられると、今年10月には一度復帰したが、再びハムストリングのケガで離脱を余儀なくされている。 スーパースターが続々移籍!サウジアラビアリーグ移籍の有名選手一覧 そんな32歳FWは、『Netflix』のドキュメンタリー「Saudi Pro League: Kickoff」の中で膝の重傷を負った当時を回想。現役引退を考えた時期があったことを明かした。 「目が覚めた時、もう諦めてしまいたくなったことが時々あったよ。このケガは僕のキャリアの中で一番衝撃的なものだったんだ。最初の1カ月は本当に悲しかったし、精神的にとても落ち込んでいた。深刻で、長期離脱が必要なケガだとわかっていた。ピッチを離れるのはキツイよ。負傷した当初はかなり複雑で、痛みだけを感じていた。それが治まるのをただただ望んでいたよ。それでも、動きを取り戻して痛みを取り除ける可能性があったんだ。できる限りすぐに膝を曲げたかったね」 またネイマールは、家族や友人のサポートにも感謝している。 「家族や友人、近くに愛する人がいなければ、このようなケガから復帰することは簡単なことではない。気持ちや身体が本当にめちゃくちゃになるんだ。僕はもう20歳の若者ではなく、31歳であれが起きたんだ。家族や友人が周りにいてくれて、本当に感謝している。子供たちが毎日モチベーションを与えてくれたんだ」