23歳ディアロがセルンドロを退けツアー初優勝に王手、トップ100デビューも確定「凄く特別なこと」 [アルマトイ・オープン/テニス]
23歳ディアロがセルンドロを退けツアー初優勝に王手、トップ100デビューも確定「凄く特別なこと」 [アルマトイ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月14~20日/賞金総額111万7465ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、ガブリエル・ディアロ(カナダ)第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4 6-2で退けツアー初優勝に王手をかけた。 ~アルマトイ・オープンでツアー初優勝に王手をかけた23歳のディアロ選手~ 第7ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したディアロは第2セットも4-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間7分で快勝した。 「非常にうれしいし、凄く興奮している。同時にとてもホッとしたよ」とディアロは試合後のオンコートインタビューで語った。 「いいテニスができているし、思い通りの結果が出ているから本当に満足している」 ツアー本戦で3勝しか挙げたことがなかった23歳のディアロは決勝に進出した時点でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで87位に浮上し、トップ100デビューが決まった。 「凄く特別なことだ。テニス選手なら誰でもトップ100入りを目指しているし、かなり大きなマイルストーンだ」とディアロはこの成果について話した。 「より大きな大会やグランドスラム大会に出場できるようになるからもっと楽しくなるし、刺激になる。自分だけじゃなくてチームにとってもうれしいことだ。ここまでくるのに本当に一生懸命努力してきたからね。これが何か特別なことの始まりになることを願っている」 ディアロはキャリア初のツアー決勝で、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-7(3) 6-3 6-4で破って勝ち上がった第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。
テニスマガジン編集部